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スペシャルトークセッション「市民測定が導く未来」Vol2. 浦 裕幸さん



若手の現代音楽アーティストとして、国内外で活躍する浦さんの音楽が表現しようとするものと、放射能の共通点とは!?







2019年7月、音楽家として出会った浦くんの個展が、大好きな街・三ノ輪のギャラリーであると聞いて行ってみたら、天井からオタマがたくさん吊るされていた。


 「これは、どういうこと?」


と本人に聞くと、「うーん、今陽の光がどうかな、あ、ここから見ればいいかも」とか何とか。よくよく見ると脇の壁には線が引いてあって、オタマが音符になっていた。譜面が読めない僕には、そこに現れる音階がどんなものか想像できないけど、だからこそ様々な音が頭の中で鳴り響いて、そういうことが音楽の解放に近いんだろうなと思う。


 そんな調子なので、今回のクラファンに合わせ、ジョン・ケージの『4:33』を念頭に置きながら、浦裕幸の『3:11』という作品をお願いするのは、自分の中では必然だった。


 実験的な分野での作曲・演奏を行うほか、サウンドインスタレーションの展示、彫刻家、映像作家、ダンサーとのパフォーマンス、海外ミュージシャンの来日公演の企画など、ご自身も積極的に海外公演をするし、音楽を通じて国内外の様々なアーティストと交流を続ける浦くんの無音テープ、ぜひ。


The 10th FUKUSHIMA, Nippon AWAKES発起人 平井有太


浦裕幸 オフィシャルサイト  https://ura.two-lines.org/

これまでの実績:https://rateyourmusic.com/artist/浦裕幸/credits/

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